京都市立芸術大学 美術

高等学校卒業程度認定

 飽き性の自分が飽きずに心底取り組みたいと思える事をやろうと思い、高校一年生の時に美術方面への進学を決めました。当時は明確にどの専攻に進むかも考えていませんでしたが、とりあえず基礎を学ぶために地元の画塾に通い始めました。高校二年生になった時に受験日程の変更があり、目標としていた2大学(東京芸大、京都市立芸大)のどちらか一方しか受験する事が出来なくなってしまったため、画塾の先生と相談し高校を中退、高卒認定を取得した後京都に移り京都市立芸大一校に絞って勉強をする事になりました。そして、京芸対策で評価の高いアスクに入学し、日中学校に通わない分アスクで一日中試験対策を受けていました。
 アスクでは京芸の試験形式や課題の傾向にそった受験対策を受けることができ、試験本番のイメージや時間感覚を掴みやすく、当日も落ち着いて試験に臨むことができました。また多くの参考作品を見ることができ、自分だけでは思いつかないようなスタイルや評価されやすい、人の目にとまりやすい=認めてもらえる作品作りへのヒントを得ることができました。
 先生方の指導もとても丁寧で、時にはそのアドバイスゆえに悩んだり悔しい思いをしたりしましたが、その一言一言に自分を成長させる手がかりがあったのだと、今は感じています。また大学での話を先生方から伺うこともできるので受験への励みになると思います。
 試験当日は思わぬハプニングに見舞われることもありますが(実際、私の年では悪天候の影響で絵の具が乾かなかったり、少年ジャンプがモチーフとして出されてびっくりしたりしました)、落ち着いて、自分がやってきた事を信じて全力を出し切れば必ず結果は必ず付いて来ます。絶対受かってやる、受からないと死ぬぐらいの覚悟があれば絶対大丈夫です。
 私も浪人したら勘当すると親から脅されていたのでかなり必死でした(笑)。
 そして、センター試験の点数も侮れませんよ!たかが一点、されど一点!学科も疎かにしないよう、頑張ってください!