筑波大学

京都 紫野高等学校出身

 アスクに入学するまでは自分はどこかの大学の工学部にでも行くんだろうなぁと思っていました。というのも、小さい頃から自分は何かモノを作るのが好きだというのは感じていて、でも美術に触れるという経験は全くなかったからです。
 そんな自分も高校一年の終わり、高校の語学研修でオーストラリアのメルボルンを訪れ、デザインがやりたい!という衝動にかられました。都市の環境や、都市と住宅街を結ぶ交通システム、街での人と人の関わり方。多国籍都市だからこそ、そこに住む人々のことをよく考えたデザインがなされていました。
 語学研修から帰って半年ほど悩んだ末、ついにアスクに入りました。はじめは京都工芸繊維大のつもりで対策を始めましたが、頑張れば筑波大も行けるかもしれないという声を頂いて、がむしゃらに頑張っていたのを覚えています。しかし、合格するまで唯一気になっていたのが、あまりにも受験に向けての情報が少ないということでした。そのため先生方と試行錯誤を重ねながら、さまざまな課題と向き合って不安を少なくしていき、またそのためか意識しなくても常に自分のどこが悪いか、もう少しこうしたほうが良いのではないかなど、積極的に自分のすべきことを探し実践していこうという姿勢をもてました。自宅から北山教室まで自転車で行って帰ってくる、という長い道のりの中でも、その日の目標を掲げ反省できたと思います。

 試験当日、試験が始まってみると、必死に試験問題と闘っている自分がいました。推薦で受かろうとは考えず、推薦で試験会場や問題の雰囲気を経験し、その後一般で確実に受かろうと考えていたのもあって、肩の力を抜いて試験問題と向き合えたのかもしれません。試験の時間や条件なども、情報が少なかったからこそハードルを高く設定し練習できていて、アスクで最後まで苦しみ続けたデッサンにも少し余裕を感じられました。
 結果的に合格できたのは、先生方に常に厳しい意見を頂いていたからかもしれません。その厳しさによりいっそう喚起され、頑張ることができました。美術の経験なしに、これから美大受験を考えている方にも、厳しいことはたくさんあるけれど、ぜひ頑張って頂きたいです。