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ペインティングナイフによる描画方法

ペインティングナイフを使用した様々な描き方をレクチャーします。
ペインティングナイフには平らな面、細い縁の部分、尖った刃先などの部位があります。
この部位を使い分けることで筆だけでは作れなかった効果やマチエールを簡単に作り出すことが出来るのです。
画面に大胆に絵の具を乗せていく力、油絵の具の魅力を再発見出来る機会にしていただけたらと思います。



課題 1:ペインティングナイフの多様な使い方について
F6号のキャンバスに、アクリル絵の具で下地を塗ります(色は自由)。乾いた上から導入動画で紹介しているペインティングナイフを使った5つの技法をすべて使用し、様々なマチエールや色の重なりを試しながら1枚の絵を制作して下さい。抽象的なもので構いません。制作時間は約2時間です。2時間後完成した作品を撮影し、画像を提出して下さい。


課題 2:下描きと下地について
F6号のキャンバスに、まずは選んだモチーフを鉛筆で下描きします。モチーフは画面に大きく入れるようにして下さい。下描きが終わったらその上からアクリル絵の具で下地を塗ってください(色は自由)。下に描いた線が見える程度に薄く塗る事がポイントです。ここまでを2時間程で行ってください。下地塗りまで終わりましたら撮影し、画像を提出して下さい。


課題 3:『制作手順について』依頼する
問題3で制作した下描きを基にして、問題1の技法を使いペインティングナイフのみでモチーフの色、立体感、模様等を表現して下さい。
色を置く順番ですが、①手前にあるメインとなるモチーフの明るい部分②メインモチーフの暗い部分③お皿④床⑤お皿や床に落ちる影 これに倣い手前から奥へ色を置いて行くようにして下さい。制作時間は3時間です。3時間後作品を撮影し、提出して下さい。

難易度 ★

  • 課題1 ペインティングナイフの多様な使い方について
  • 課題2 下描きと下地について
  • 課題3 『制作手順について』依頼する
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栗山 葵

栗山 葵

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広島市立大学 芸術学部 美術学科 油絵専攻 卒

私は受験生の頃、実技の受験対策がとても苦手でした。学科の対策とは違い「決まった解答をすれば正解」ということがなく、評価の基準も分からず、どのように対策をすれば良いのかわからなかったからですか。しかし条件上達するための原則やプロセスが確かにあります。それらを丁寧に伝えていけたらと考えています。皆さんの合格の為の力になれたら幸いです。

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