色彩構成・表現、平面デザイン
動物写真模写に挑戦
全ての物事は「真似」から始まります。
絵画の練習方法として古くから模写は行われてきました。
今回の制作では「模写」をベースとしながら、モチーフから感じた感情や、空気感など「表現」することにもチャレンジしてほしいです。
下地から細密描写、グレーズ技法など様々なレクチャーをしていきます。今までに扱ったことのない表現方法や技法を試してみましょう。
課題 1:構図について
描きたい動物写真を用意してください。どこを切り取り(トリミング)、どこを描くかよく考えて構想を練りましょう。
スケッチブックなどにキャンバス(SMサイズ)と同程度の比率で小さな枠を描き、その枠内にトリミングした動物写真を鉛筆でスケッチしましょう。色鉛筆などで簡単に色を付けると完成イメージがしやすいです。
モチーフとなる写真と構図パターンを2~3点提出してください。
制作時間:1時間
課題 2:下地、下描きについて
下地制作を作成した構図パターンを元にアクリル絵の具を用いて彩色してください。
下地が完成したら、その上から写真を見ながら2Bの鉛筆を用いて下描きしてください。
モチーフとなる写真と下描きが完成した写真を提出してください。
制作時間:3時間
課題 3:細部の描き込みについて
追加で導入動画を見て頂きます。動画内で、技法や細部の表現についてレクチャーさせて頂きます。完成した作品を提出してください。
制作時間:3時間以上
難易度 ★★
- 課題1 構図について
- 課題2 下地、下描きについて
- 課題3 細部の描き込みについて
加藤 浩晃
- 色彩構成・表現、平面デザイン
嵯峨美術大学 日本画・古画領域 卒
美術はすぐに成果が出るものではありません。少しずつ積み上げていくものです。
そして合格が決してゴールではありません。志望校に入学してからが本番です。
特講プラスでは受験のみならず自らの表現に活かせる技術を身につけてほしいと考えています。
皆さんの力になるよう全力でサポートしたいと思っているので一緒に頑張っていきましょう。
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