FILE 204 ・京芸対策「夏期講習」の意義

2.『夏期模試』の意義

夏期講習の中で最も重要なイベントが「夏期模試」です。
「夏期模試」の意義を考えてみましょう。

問い夏期模試の意義とは?

論考1
もちろん 模擬試験はその時点での実力を測るためにあります。
つまり 実際の入試レベルの課題を、実際の入試時間で、実際と近い環境下で制作することにより、現状で何点取れそうなのか、合格できる範囲なのか、足りない場合は合格点までどのくらい足りないのか、などを確認します。
ただし 夏期という時期を考えると、「今の実力で合格できるのか?」という問いは、一部のハイレベルな生徒以外には、あまり意味がないでしょう。
むしろ あと半年という時間がある今の段階では、どこまで自分の力が伸びているのか、今までの努力が果たして正しいものであったのかなど、あくまでも「今後の努力の方向性を見定めるための重要なチェックポイント」だといえます。
結論1

夏期模試=現時点の実力をチェックし、後半戦の目標を明確化する。

夏期
模試
→模試結果に対応
補強・強化
冬期
模試







→模試結果に対応
補強・強化
直前
模試
→模試結果に対応
補強・強化

後期 冬期講習 直前講習  
通常期2 調整期1 爆発期2 調整期2
確認 基本&強化
弱点克服(補講)
実戦
による
確認
確認
実戦による確認 最終
確認
最終
調整
 
論考2

◆模試はあくまでも実力を判定するための目安であることが基本ですが、同時に授業の一環でもあります。アスクでは、京芸模試を年3回実施することにより、模試を「授業の具体的な目標」として位置づけています。

◆どれほど高邁な目標を掲げていても、時間をかけてそこに到達する過程で、ついついだれてしまうのが人間というもの。受験生だって同じです。

◆国公立受験は長丁場の戦い。中でも入試科目が格段に多い京芸受験では、特に長期的・計画的な取り組みが必要となります。目標を実現するための長期間にわたる学習に常に緊張感を持って取り組むためには、時期を適切に分割することが大切です。

◆まずは夏期模試を第一目標として位置づけましょう。そうすることで、その具体的な目標に向かって、よりいっそう夏期講習の授業に集中することができます。模試は授業に集中するための有効な手段でもあるのです。

結論2

夏期模試=夏期講習の目標。その目標に向けて毎回の授業に集中する!

模試に向けて
頑張る→
夏期
模試
模試に向けて
頑張る→
冬期
模試






模試に向けて
頑張る→
直前
模試
 
前期 夏期講習 後期 冬期講習 直前期講習  
通常期1 爆発期1 通常期2 調整期1 爆発期2 調整期2
基本 基本&実践
+ 強化
確認 基本&強化
弱点克服(補講)
実戦
による
確認
確認 実戦による確認 最終
確認
最終
調整



以上、夏期講習と夏期模試の意義に関して記してきました。もし、今この京芸ファイルを見ている受験生の中に、夏期講習や夏期模試の受講を迷っている人がいたら、心から受講することをお勧めします。夏期講習で「基礎力の強化」、「自身の弱点の発見・克服」を行い、それを夏期模試で確認できれば、確実に京芸合格へ一歩近づくことができるからです。

受験生にポイントを絞って夏期講習・夏期模試の意義を記してきましたが、高校2年生、1年生の皆さんにも同じことがいえます。実技に集中できる夏期講習では、実技力を飛躍的に伸ばすことが可能ですから、必ずや第一志望校合格への大きな力になるはずです。
受験生の受ける「夏期京芸模試」の講評会を夏期のみ高校2年生、1年生の皆さんは見学することができます。自分が受験生になったときのイメージを明確にするためにも見学の申込みをオススメします。
ぜひ、夏期講習を受講し、確実なステップアップを目指しましょう。




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