私がアスクに通ったのは現役と浪人の2年間で、どちらも非常に充実していたと思います。現役時代は京芸の実技の数の多さと難しさに慣れていくことで精一杯だったものの濃い時間を過ごせたし、浪人していた1年間は、アスクの先生方の的確な指導のおかげで多少余裕があったこともあり、実技にも集中できた上、その分センターの勉強にも時間をとることができました。京芸はセンターの配点も大きいので、勉強がしっかりできていたことは精神的な楽さに繋がっていたと思います。
　また、忘れてはいけないのが同じアスクに通う友人たちです。受験ですから皆ライバルなわけですが、やはりお互いに学ぶところも多く、人数も多かったので、非常にいい刺激をもらいました。先生方も随分と親身になって指導して下さいます。作品の講評に多く時間を割いてくれるので、他の作品との違いや自分の弱点がよく分かるし、その克服の仕方も先生や友人との会話から見つけることができたと思います。
　学んだ全てが受験で発揮できたかと言われれば答えはNOですが、京芸に入学した今、アスクで学んだことが自分の糧になっているなぁと折につけ感じます。受験期に一番大切なのは、実技と学科勉強が両立できるリズムをつくることだと思いますが、アスクではそれが無理なくできたことも含めて、私はアスクを選んで良かったと思っています。皆さんも受験頑張って下さい！