京都市立芸術大学 デザイン

京都 京都教育大附属高等学校出身

 僕がアスクに入ったのは言ってしまえば、たまたまアスクに通っている先輩が身近にいたという偶然で、更に言えば京芸を目指そうと思ったきっかけも、高校の進路学習で行きたい大学を挙げなさいと言われ、どうせ行くんなら好きな事がしたい、と思っただけでした。特にデッサンの経験などもなく、初めて体験学習に行ったときは回りの人に圧倒され、「こんなん本当に僕にもできるようになるんかなぁ」とひたすら不安な気分でいました。しかし、その時はまだ2年生の春休み、回りにいた人も3年生や浪人生の人たちだったので、とりあえずしばらく頑張ってみようとアスクに入学しました。正直1年ここで学ぶだけで先輩たちのようになれるのかどうか不安でしたが、逆に言えば目標にすればいい人たちが明確で参考になるものが多い状況というのは強みでした。
 最初のうちは同学年の生徒も少なく、どちらかと言えば先生からのアドバイスや指摘で進めて行く事が多かったのですが、徐々に人数も増えていき、講評では1作品ずつしっかり先生が意見を言ってくれるので、他の人の作品もからも学んで吸収する、ということができるようになっていきました。
 実技模試が何度もあったのも自信を持つ手助けになりました。目指していた点数より高い得点をとれていた時は、この調子で頑張っていけばいいんだ、という安心感を持てました。反対に駄目だった時は、同じ課題をやり直したりして、自分の弱点や悪いくせを見つけたりでき、試験までには、ある程度安定して描けるようになっていけたと思います。
 大学に入ってから他の塾に通っていた人の話を聞いて、改めてアスクの学習方法が充実していると思いました。