FILE 221 ・京芸現役合格を目指す!

3.現役合格者のレベル確認 昨年度合格者の作例

美術科・工芸科・デザイン科 現役合格者
21年度 デザイン科合格 Aさん 七条校通学生
学科点 488/700

1年生からアスクへ入学し、京芸現役合格を目指して本格的な対策を始めたAさん。描写、色彩、立体、すべての実技科目を、基礎の段階からコツコツと時間をかけて対策したことで大きく成長し、3年生の冬期模試の段階では、高卒生にも負けないくらいのレベルに到達していました。その結果、実技3科目とも200点以上という、アスクでの今年度最高得点を獲得し、見事に現役合格を果たすことができました。実技・学科ともに試験科目数が多く、それぞれの対策に時間がかかる京芸入試では、確実に「早めの対策開始」が有利です。実際、現役で合格する受験生の多くは、遅くとも2年生の冬から本格的な実技対策を開始しています。

 

  学科対策 実技対策
描写 色彩 立体
2年時の対策
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3年時の対策
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    描写 色彩 立体
入試本番
合格作例
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共通テスト
得点 488/700 250/250 220/250 236/250
21年度 デザイン科合格 Bさん北大路校通学生
学科点 553/700

3年生の春からアスクに入学したBさん。実技対策の開始時期が少し遅かったBさんですが、受験大学を京芸のみに絞り、京芸で必要な実技3科目の対策を徹底的に行ってきました。 Bさんの実技の点数を見てみると、立体では226点という高得点を獲得していますが、色彩は128点、描写は90点と、大きく点数を落としています。しかし、実技の点数を合算すると、得点率は59.2%となります。学科と実技を合わせた総合得点率60%以上が、アスクの設定している京芸の合格ボーダーラインですから、トータルするとそれに近い得点率を獲得することができています。その上、学科では79%という高い得点率を獲得していますので、結果的には、実技の得点がもっと低くても合格できたことになります。実技対策をできる限り早く始め、60%を切らない点数を獲得できる実技力を身に付けることは、もちろん大切です。しかし、それに加えて、学科に時間をさくことができる現役生は、共通テストでも60%以上の点数を獲得できるように学科対策に取り組むことが、京芸現役合格には必要不可欠といえるでしょう。

 

  学科対策 実技対策
描写 色彩 立体
3年時の対策
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    描写 色彩 立体
入試本番
合格作例
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共通テスト
得点 553/700 90/250 128/250 226/250
21年度 美術科合格 Cさん 北大路校通学生
学科点 319/500

1年生からアスクの講習に参加し、2年生の春から正式にアスクに入学したCさん。熱心に実技対策を行い、京芸への現役合格にこだわってきました。結果的には、描写で230点、色彩で200点という高得点を獲得し、現役合格を勝ち取ることができました。 京芸入試においては、実技3科目ともにまんべんなく良い点数を取るというのは、非常に難しいことです。Cさんは立体が46点という低い点数でしたが、このような例は珍しくありません。特に描写は、対策を重ねた時間が顕著に点数に反映される科目です。1年生という早い時期から対策を開始したCさんだからこそ、獲得できた点数であり、決して偶然に獲得できた点数ではありません。描写で高得点を獲得するためには、早くから実技対策を開始し、多くの課題を経験することが非常に重要だといえるでしょう。もちろん、これは、色彩や立体に関しても同様です。 また、Cさんは、アスク入学時にはデザイン科を志望していました。しかし、アスクでの講師との面談を重ね、自分が将来やりたいことや、自分の学科力と実技力の状況を踏まえた上で、最終的には志望を美術科へ変更して受験しました。アスクでは、京芸入試に関する豊富な知識を持った講師が、実技の指導や面談を行っています。そのような講師と二者面談や三者面談を重ねることで、本当に自分が進学したいと思える専攻を見つけることができるのも、アスクで学ぶ中で得られる重要な意義の一つです。

 

  学科対策 実技対策
描写 色彩 立体
2年時の対策
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3年時の対策
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    描写 色彩 立体
入試本番
合格作例
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共通テスト
得点 319/500 230 /250 200 /250 46 /250
21年度 デザイン科合格 Dさん NET生
学科点 569/700

1年生の夏期講習で初めてアスクの講習会を受講し、その後NET通信実技コースに入学したDさん。遠方に住んでいるため、直接教室に来て受講する機会は少なかったのですが、通常のNET生の課題の他にも、追加で課題を申し込み、地元で懸命に対策を重ねていました。さらに、夏期と直前の講習会では、通学生と刺激し合いながら対策を重ね、見事に現役合格を勝ち取りました。 現役合格者には、実技1科目で突出した高得点を取って合格するケースが多いのですが、Dさんの場合も例外ではなく、色彩で208点という高得点を獲得しています。 Dさんは、実技全科目で60%以上の点数を獲得できる実技力はすでに身に付けていましたが、初めての芸大入試、しかも本命大学の入試ともなれば、想像以上に緊張するものです。その結果、描写と立体では大きく点数を落としてしまいました。しかし、色彩で208点という高得点を取れたことに加え、学科でも高得点を獲得していたことから、総合得点率は合格ボーダーラインの60%を大きく超え、見事に現役合格を勝ち取ることができました。

 

  学科対策 実技対策
描写 色彩 立体
2年時の対策
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3年時の対策
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    描写 色彩 立体
入試本番
合格作例
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共通テスト
得点 569/500 112 /250 208 /250 106 /250

次回予告

今回の京芸ファイルをお読みいただき、誠にありがとうございました。
次回は『京芸「立体」の研究』を12/17(金)に掲載する予定です。過去の出題を紹介し、その傾向を分析していく予定です。次回もぜひ、お読み下さい。

※内容は予告なく変更になる事があります。

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