合格再現作品ギャラリー | 京都市立芸術大学をはじめ金沢美大、愛知県立芸大やその他国公立・私立芸大の合格再現作品を多数掲載しています。

京都市立芸術大学

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2018年度入試

238/250

238/250(高卒生)

【作者のコメント】
過去の試験と比べるとあまり難しく感じるものが無い超オーソドックスのモチーフだったので、ある意味驚いた。構成は普段する手前、中間、奥を意識して難なくできた。今回はとにかく描写力が勝負だと思い、質の描き分けを丁寧に表現することをテーマにした。しかし、描いていくと意外に時間が足らず満足いく描写が出来なかったが、普段雑になりがちだったのでいつも以上に丁寧に描けたところはよかった。

【講師のコメント】
長いロープとブリキ缶を効果的に配置することで、画面を見るときに目線が右下から左中段へ向かい、さらに右上へ抜けていくという奥行きのある空間演出ができています。これは非常に理想的な構成だと感じます。 「形の精度」や「描き込みの仕上がり」に関して非常に高いレベルにあるため、今回、238点という高得点を獲得することができたのだと思います。

234/250

234/250(高卒生)

【作者のコメント】
ブリキ缶を立てて描きたかったので、思い切って縦構図にしました。 立てたブリキ缶にロープをかけてその映り込みを主役に書き込みました。 手前のりんごについては、成安造形大学の対策で何回も描いてきたので書き込みを後回しにしてしまい、ロープとブリキ缶に時間を取られて自分の書けるレベルまで書き込めなかったのはとても悔しかったです。

【講師のコメント】
「形の精度」や「細部の丁寧な描き込みの仕上がり」、また「構図」「構成」に関して、高いレベルにあります。
長さのあるロープを効果的に使用して空間を演出している点や、見せ場となる手前の位置に描きごたえのある「りんご」を配置してくる点など、作品から随所に作者の意思を感じ取ることができます。

238/250

238/250(高卒生)

【作者のコメント】
黒白の紙を5枚に切り分けて全て使えという条件が、「5分割して切れ端無く使え」なのか「自由な形に5枚切り出して、画面上で4枚とかにならないように」なのかで迷いました。結局、切れ端を出すなとは書いてなかったので後者にしましたが、終わって見てみると周りの人はほとんど前者だったので、少し不安でした。

【講師のコメント】
この作品では「蕾」と「咲いた花」という状況の対比を行っています。状況を対比させることにより、その他の様々なものを対比させることに成功しています。まず見えてくるのは「形」と「色」、そして「意味(状態や時間)」の対比など、作者の細やかな設定が実に様々な事柄を同時に対比させていることがわかります。

206/250

206/250(高卒生)

【作者のコメント】
問題文を読んだとき、白黒の紙の条件が厄介だと思ったけれど逆にこの条件を上手く利用した色彩にしたいなと思いました。テーマに率直に答えたかったので「硬い」と「やわらかい」という分かりやすい対比にしました。 普段のaskでの対策の色彩とは違った雰囲気の作品になったけれど、条件を利用しつつテーマにもしっかり答えることができたと思うのでよかったです。

【講師のコメント】
今回のテーマは『対比』でしたので、具体的な何かを描いている作品が多く見られましたが、この作品は抽象表現で描かれた作品です。今回の条件の1つである、「黒白の紙には彩色しない」をうまく活かし、黒白の紙を壁に見立てています。さらに、正方形の解答用紙自体も箱に見立て、その中に押し込められた柔らかい物体を色彩豊かに表現しています。あえて平面的な表現をすることで、「角ばった紙の形」と「自由曲線で描かれた形」との対比が伝わりやすくなり、「黒白の無彩色」と「有彩色で描いた箇所」との対比の表現にも成功しています。課題に的確に答えながらも、独創的で魅力的な表現をしているといえるでしょう。

248/250

248/250(高卒生)

【作者のコメント】
2点をとにかくわかりやすく対比させどちらが軽くどちらが重いのかが伝わるようにすることを一番に心がけた。ツルツルに仕上げることが困難な素材だと考え、あえてザラザラにしきることにした。直面を作り切ることも難しく、角をしっかり出すことを心がけた。

【講師のコメント】
作品の評価するべきポイントは、テーマである「重い形」と「軽い形」のイメージを実現できている点にあります。扱いづらい紙粘土の材質や特性を短時間の中で見極め、適切な形を選択することができています。空間の中での配置はやや無骨な印象を受けますが、実直であるために悪い印象は与えません。

240/250

240/250(高卒生)

【作者のコメント】
事前の対策で粘土でできることや、粘土の特性を把握していたので余裕が持てました。ケント紙に強い人にも勝てると思いました。 紙粘土がぽろぽろになるのを生かして、重い形に岩のようなテクスチャをつけました。
精度が高くできなかった点、2つの立体の関係性を作れなかった点が残念です。

【講師のコメント】
「重い形」と「軽い形」を対比させるように設置した作品です。「造形美」と「加工精度」が高く、更に「材質を具体的に表現しようとしている」点が評価されたのではないでしょうか。作品には岩のような表情をもった「重い形」と布のような表情をもった「軽い形」の表現の変化が表現されています。人が重さや軽さを感じる場合、大きさや形はもちろんですが、その材質感も重要な判断基準となります。例えば、小さくても金属や岩のような材質感であれば重さを感じ、大きな形でも布や綿のような材質感であれば軽いと感じると思います。形と共に、材質感の表現をいかに作品に取り込むことができたかが、評価する上での重要なポイントになっていたのではないでしょうか。

2017年度入試

250/250(高3生)

【作者のコメント】
紙コップ50個だと質感の描き分けができないので「嫌なモチーフだな」と思った。いつも白が弱くなりがちなので、強めに色をのせることを意識した。京造対策で紙コップには慣れていたので落ち着いて描くことができた。構成がなかなか決まらず、後ろの方の紙コップはちょくちょく動かしながら最終的にこの置き方に決まった。

【講師のコメント】
2017年度の京都芸大描写課題は同一モチーフが50個出題されるという傾向としては珍しいものでした。モチーフの構成が作品の作業量に大きくかかわっているモチーフです。作者は4時間で描き切れる、ぎりぎりの複雑な構成に挑戦しており見事に描き切っています。 画面手前の倒した紙コップの楕円が甘いことや、右の紙コップの端を切りすぎていることが少し気になりますが、複雑な構成をよくまとめています。

248/250(高卒生)

【作者のコメント】
モチーフを見た時は多少驚いたが、普段の描写課題と比べればマシだとすぐ冷静になれた。ハイトーンも紙の質感表現も得意なのでむしろ有利だと思った。構成は自由度が高く差が出やすいと予測出来たので時間を費やし、手前・中間・奥の空間感を押さえながら個数の多いモチーフを整理して見せるよう意識した。心が折れやすい出題だと思ったので、いつも以上に感動を見出し楽しく描くことを心掛けた。手数が足りていないのが反省点。

【講師のコメント】
高卒生らしい冷静で適切な判断と描写力で非常に見やすい作品になっています。特に適度にまとめられた構成は美しく自然で空間的な余白を生み出しています。また丁寧な描写と白い紙コップの繊細な表現に好感が持てる作品です。但し手前と奥の大小関係がややつきすぎているように感じること、奥の倒した紙コップの楕円が甘いことが惜しい点です。

216/250(高卒生)

【作者のコメント】
直前講習の類似課題で好評価を得ていたので、それを再現しつつ今回の出題により沿う形にしていこうと思った。普段は得意なマチエールが上手く行かず時間が掛かったが、画面サイズが大きいから描き込む面積が少なくても成立する構成にしようという作戦が功を奏し、開始1時間半ほどでほぼ完成した。残り時間も手を動かし続けていたせいで描き込み量のアンバランスさが悪化してしまったようにも思う。

【講師のコメント】
しっかりテーマに沿いながらも、独創的な形を作ることができた作品です。 大胆に銀紙を使った面と、繊細な線描との響き合いがよく、魅力的な作品となっています。与えられた素材と課題からしっかり計画を立てられているのは高卒生ならでは。テーマ・構成・丁寧さと非常に完成度の高い作品です。

214/250(高卒生)

【作者のコメント】
なにかモチーフを描こうかとも思ったが、思いつかず、テーマに沿うこと第一に考えて流れる水だけ描いた。そのぶん明度構成や水滴の描写などでメリハリが出るよう気をつけた。水を描写する色彩の授業あったのに、休んだし!と一瞬焦ったけど、やるしかないと腹を括り制作した。暖色系の色を普段使っていたので、テーマと相性が悪いかと思ったが、他の人の作品は寒色系が多くなるかな?とも思い、いつも通り暖色系の色にした。線描が多くなり銀紙が少し埋もれてしまったが描ききることはできたと思う。

【講師のコメント】
大きな画面構成をしつつ見せ場をしっかり作ることで、画面にリズムのある魅力的な作品です。 銀紙の面積を手前と奥で差を付けることで空間表現がうまくできています。また、自分の得意な色を持つことでオリジナリティのある、色彩豊かな画面を作ることが出来ています。
シンプルな構成でありながらもポイントをしっかり押さえ、力強い表現になったことが高評価につながったのではないでしょうか。

244/250(高3生)

【作者のコメント】
色彩と同じで、以前似たような課題をしたので驚きはしませんでした。ただ、与えられたケント紙がいつも使っているものより小さかったので、エスキースに時間がかかりました。 周りの人達と随分違う印象になったので、問題文の意図を読み間違えたのではないかと不安でした。いつも注意されていた加工精度も低くなってしまい、自分の中ではやりきれなかった作品になってしまいました。

【講師のコメント】
与えられた円柱の線的な印象に着目して制作した作品です。線的な構造で作品全体をまとめることにより、作者の意思がよく伝わる作品となりました。直線を様々な方向に組み合わせることにより、簡単な形を利用して複雑な構造を作ることに成功しています。

202/250(高卒生)

【作者のコメント】
私は閉鎖立体を作るのがかなり苦手なので支持立体が出てどうしようかと思いました。直前講習でもほとんど開放立体しか作ってなかったので、慣れない閉鎖立体を作って未完成や作業精度が低いまま終わるよりは少し安定感が弱くても高い作業精度で完成させることを大切にしました。 結果的には高さが足りず横がはみ出してしまい悔いの残る作品になってしまいました。

【講師のコメント】
複雑に巻き込むような構造を持つ立体作品です。円柱の直線的な構造と上手く合わせることにより魅力的な作品となっています。立体作品を制作する上でまず念頭に置かなければならない、「360度どの位置から見ても魅力的な形」を意識し実践できている良い作品です。

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